ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）
ランナー膝（ランナーズニー）とは膝の前面と膝蓋骨周辺におこる痛みの総称で、1つのケガやスポーツ障害を表すものではあありませんが、今回はランナー膝/ランナーズニーのなかでも一般的に多い腸脛靭帯炎についてランナー膝（ランナーズニー）として扱い説明致します。
ランナーズニー（腸脛靭帯炎）というケガ、じつはきちんと理解していない人が多くはなかなか治らない、再発を繰り返すスポーツ障害の１つです。
「ランナー膝はどういう状態なのか？」「ランナー膝の応急処置方法は？」「ランナー膝の治療は？」「ランナー膝のリハビリの進め方は？」「ランナー膝対応コースは？」という事についてまとめました。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）について理解を深めて予防や治療、リハビリをしていきましょう。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）
ランナー膝/ランナーズニーで一般的に多い腸脛靭帯炎ですが腸脛靭帯炎は、大腿の外側にある大きな帯用の靱帯で主に膝関節を安定させる役割をしています。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）はこの腸脛靱帯に炎症が起こってしまうスポーツ傷害です。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の原因
一般的にはランニングなどの繰返しの膝の曲げ伸ばしによって、腸脛靭帯と大腿骨の外側上顆という部分が擦れて炎症が起こるのが原因といわれていますが、実際はO脚、X脚などのアライメント異常、大腿筋膜張筋や大殿筋といった股関節の筋肉の緊張、膝が内に入るニーインなどが重なった状態で膝の安定性が損なわれた状態でのオーバーユース（使いすぎ）が原因となります。
※上の画像のように太ももの方向と膝下の方向が違う（ニーイン）場合にランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）になりやすいです。
また上記に加えて合わないシューズの着用によりニーインが強調されるなど膝の安定性が損なわれたり、硬い路面による衝撃により炎症が起こりやすい状況となり、ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）を誘発する原因にもなってきます。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の症状、評価
ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の症状
・膝の曲げ伸ばし時の外側部分の痛み
・膝の曲げ伸ばし時の外側の引っ掛かり
ランニング時や階段の昇降時、歩行時に膝の外側に引っ掛かりや鋭い痛みがあります。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の評価、診断
MRI検査やグラスピングテストという腸脛靭帯炎の痛みを誘発する検査を行いランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）評価、診断を行います。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の治療、リハビリ
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の応急処置
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）に限らずケガや痛みの応急処置としては48時間～72時間、RICE処置を行います。
RICE処置とはスポーツ外傷後（捻挫、肉離れ、打撲など）組織の炎症や内出血等を最小限に食い止める為にする処置の頭文字を取った名称です。
R→安静(Rest)
I→冷却（Icing）
C→圧迫(Compression)
E→挙上(Elevation)
※RICE処置の詳細は下記を参考にしてください。
スポーツ外傷後（捻挫、打撲、肉離れなど）のRICE処置（応急処置）/静岡市K’sスポーツ整体
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の治療
急性期（48時間～72時間）経過後は温熱療法や徒手療法等で患部の組織の回復を促しつつ、大腿筋膜張筋や大殿筋といった股関節の筋肉の緊張を取り、股関節周囲の可動域改善や体幹の強化を行います。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）のリハビリ
まずは患部の炎症が取れるまで患部をできるだけ安静にし、大腿筋膜張筋や大殿筋といった股関節の筋肉の緊張を取り除き、体幹トレーニング等でニーインしないように誘導していきます。
※右の画像のようにストップ時やジャンプ時にふとももの方向と膝下の方向が真っすぐにする事がランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）のの治療・リハビリにおいてとても重要です。
※右の画像のようにストップ時やジャンプ時に膝がつま先より前に出ないように股関節、お尻やハムストリングを上手く使う事も膝周囲のケガやスポーツ障害の予防や治療・リハビリにおいてとても重要です。
膝のスポーツ障害やケガの原因のほとんどはお腹やお尻といった体幹を上手く使えず、膝の安定性がない状態でスポーツを行っていることが原因ですので体幹の強化は必須となります。
Ｋ’ｓスポーツ整体でのランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の施術とリハビリ
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）対応コース
Ｋ’ｓスポーツ整体ではランナーズニー（腸脛靭帯炎）などのスポーツ障害への施術、リハビリはスポーツ整体コースが対象となります。
スポーツ整体 60分 6000円
スポーツ整体 90分 9000円
スポーツ整体 120分 12000円
※６０分のコースでは施術またはリハビリどちらかとなります。施術とリハビリ両方をご希望の場合は９０分以上のコースでお願い致します。
ランナーズニー（腸脛靭帯炎）施術、リハビリ
Ｋ’ｓスポーツ整体ではJリーグチームでトレーナーをしていたプロのトレーナーがケガの評価、施術、リハビリを行っています。
ランナー膝/ランナーズニー（腸脛靭帯炎）の施術、リハビリでは患部への施術はもちろん、股関節の硬さや筋のアンバランス、左右差、体幹、運動時の重心の位置や姿勢などのランナーズニー（腸脛靭帯炎）を起こした原因をチェックし最適なアプローチにて施術、リハビリを行っております。
※周経囲を測り左右の腫れ、筋肉の太さ（筋力低下）などもチェック
※内側広筋の筋力低下がある場合EMSを用いたトレーニング等も行っています。
※荷重時に膝が膝が内に入る（ニーイン）予防の為にお尻のトレーニング等も行っています。
ランナーズニー（腸脛靭帯炎）はランニング時の身体の支え方（ニーインなど）が原因の為、一度受傷すると治りにくく、繰り返し受傷しやすいスポーツ障害なので患部の治療だけでは不十分ですが、上記のようなランナーズニー（腸脛靭帯炎）を起こした原因に対してトレーニング等を組み合わせてアプローチする事で再発のリスクを減らす事ができます。
Ｋ’ｓスポーツ整体では施術、リハビリだけでなくケガを予防する体幹トレーニング指導も行っていますので、ケガの予防に興味のある方やランナーズニー（腸脛靭帯炎）治療や再発等でお困りの方はぜひ一度、トップアスリートも推薦するプロのトレーナーの施術やリハビリを受けてみて下さい。
トップアスリートが推薦
K’sスポーツ整体には元日本代表選手やJリーガーを始め、トップアスリートが来店し、推薦してくれています。
須藤大輔さん（J3藤枝MYFC監督）からの推薦
古橋達弥選手（Jリーグベストイレブン）からの推薦
古橋達弥選手（Hond FC）からの推薦状(トップアスリートからの推薦２)
秋本倫孝選手（J3藤枝MYFC元選手）からの推薦
秋本倫孝選手（J3藤枝MYFC）からの推薦文（トップアスリートからの推薦１）
人気YouTuberも絶賛
人気YouTuberのAJ UNITED、Aさんがサッカー元日本代表、森島康仁さんの紹介で当店に来店し痛めている股関節の施術とリハビリを行いました。
AJ UNITED、Aさんの施術とリハビリの様子はAJ UNITEDのYouTubeチャンネルで現在公開されています。
Ｋ’ｓスポーツ整体の初回チェックの様子や施術、体幹トレーニングの様子も公開されているのでご参考にしてください。
また動画の中で体幹や体幹トレーニングについて話しているので体幹や体幹トレーニングについて興味を持っている方はぜひ見てください。
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